澁江夏奈のブログ。

作曲家 澁江夏奈のブログです。

信じられないことにもう年末!!

 

まーたやってしまいました。

もう年末です。

先日は特集オーディオドラマ「君に微笑む、クリスマス」放送がありました。

貫地谷しほりさんと、鶴田真由さん演じるAIの不思議な愛の物語、いかがでしたでしょうか。

クリスマスの夜の放送でしたが、まだまだ続くコロナ禍、少しでも物語に没頭して頂ける時間を過ごしてもらえていたら幸せです。

 

というわけでーーー!!!!

2021年、もう終わりということで

今年の一年を振り返るつもりで

今年の「マイベスト」を紹介していきたいと思います。

 

今年の「ベスト映画」

今年は22本の映画を見ました(少なっ)

しょうがないのです........

2月〜7月と佐々木と宮野のお仕事につきっきりで

8月くらいからようやくぼちぼち映画を見始めて、なんとか20本を超えた感じですね。。

来年は50本くらいは映画を見たい!

 

さて、2021年といえばシン・エヴァンゲリオンが話題をかっさらっていった映画界ですが、私の「マイベスト映画」はこちら!

 

drrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr(ドラムロール)

ジャン!

 

sumikkogurashi-movie.com

 

2年連続でマイベスト映画はアニメとなってしまいましたが

やはりすみっコの優しい世界にとりこにならずにはいられませんでした。

とても良かった。

観終わったあと、すごく考えてしまいました。

「夢は、その人らしさそのもの」

私の夢とは?????

 

若い頃は、他人よりも評価をされることとか

他人よりも優秀であることを証明するのとか

他人よりもより多くの物事を達成することばかり考えていました。

30歳になった今、なんてあの頃の自分は愚かな人間だったのかと思います。

今ももちろん、こんな仕事をしたい、とか今年はこれをやりたい、とかあるけれどもそれは「夢」ではなく「目標」じゃないですか。

すみっコたちが抱いてるそれぞれの夢って、叶えることが大切なわけではないのです。

「それを持ちづける心」そのものが、その人の個性であって、大切にすべきことだと映画では描いているのです。

 

「夢」とは?

 

と考えると、はっきりこれ、というものがないことに気づいてしまいました。

というか、大人になって時間やお金を手にした今、子供の頃からの夢を叶えることばかりで

(海外にサッカーの試合を見に行く、一人暮らしする、メロンの食べ放題にいく、、、etc)

これからの未来に対する夢を持っていなかった。

新しい夢を持とう。自分だけの夢をもつ心でいよう。

そんな新しい目標を授けてくれたこの映画が、2021年のマイベストです。

 

 

2021年澁江のベスト映画:映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ

 

今年のベストアニメ

 

ベストアニメはこれ!!!!

 

wonder-egg-priority.com

 

少女たちの好奇心、罪、勇気、罰。

戦闘シーンのクオリティも高くて、ファンシーで明るい世界観に潜んでいる恐怖、何もかもが私の好みだった....

 

やはり私はオリジナル作品が好きな傾向にあります。

漫画原作のアニメも好きなんですけど、この物語の先に何があるのか分からない高揚は、オリジナルアニメならでは。

2022年も面白いオリジナルアニメに出会えたらいいなぁ〜

 

 

2021年澁江のベストアニメ:ワンダーエッグプライオリティ

 

今年のベストドラマ

 

文句なしでこれ。

 

「地獄が呼んでいる」

 

ネットフリックスオリジナルのドラマで、ちょっと公式HPがないのでリンクが貼れないのですが...

クイーンズギャンビットとも迷ったのですが、あまりに衝撃だったので、地獄が呼んでいるに触れずにはいられずこちらにしました。

というか、「マイベストドラマ!」とか言いながら、この「地獄が呼んでいる」というドラマはあまり人にはおすすめできません。

まずあまりにグロすぎる

人は生きたままなぶり殺しにされるシーンの連続です。

そして何より、もしかすると死生観に対して大きな影響を及ぼすかもしれません。

 

例えば。

災害、事件、事故などで、誰かが理不尽な死を迎えたとき

そしてその被害者が、生前に何かしらの罪を犯した人間だったと何らかの手段で知った時、人はどう思うでしょう。

「天罰が下ったに違いない」

そう思う人は、少なからずいるのではないでしょうか。

 

もしその思想が正しいものとして社会全体を支配したら?

 

「人には誰しも一人で静かに死ぬ権利がある」

これは考えたこともないことでした。

でも、一瞬で納得してしまう言葉でした。

このドラマを見てから、ずっと考えています。

いつ人生を終わらせるか、それも、私たちが持っている権利の一つなのかな。

 

恐ろしいドラマでした。

「面白い」も致死量になるとストレスになるのだと感じたこのドラマ...マイベストだけど、おすすめしません。

 

2021年澁江のベストドラマ:地獄が呼んでいる

 

 

今年のベストアーティスト

 

これは今年もPoter robinson....

引き続きポーターのアルバム聴いてます。

年取ると、同じものを何回も聴くのに飽きを感じなくなるんですね.......

 

 

2021年澁江のベストアーティスト:なし

 

今年のベスト曲

 

今年一番聴いた曲はこれでは?

れみふら。

youtu.be

 

 

皆さん日プ2見てましたか?

私はアイドルオーディション番組も好きで見てるんですけど、もう推しのチッケム再生数をあげるために1日30回くらい再生してたんじゃないか?

私の1pickは脱落してしまいましたが、

この曲は未来への希望とか青春の爽やかさとか躍動感、あらゆる「パワー」が詰まった素晴らしい1曲だと思う...

振り付けも好き。

 

間違いなく私の2021年を象徴する曲です...

 

2021年澁江のベスト曲:Let Me Fly ~その未来へ~

 

 

今年のベストジャム

 

ベストジャムってなんやねんって感じですが、去年はここで突然「ベスト茶」を紹介したのですよね。

月ヶ瀬ファーストフラッシュっていう紅茶が去年のベスト茶だったのですが、それにぴったりなジャム。

stcousair.jp

 

久世福商店の抹茶あんバター。

これがまぁ美味しいんだ〜

トーストに塗ると最高なのです。

久世福のジャムは全て美味しくて、安納芋バターもおすすめ。

ぜひ月ヶ瀬ファーストフラッシュとご賞味あれ。

2キロは簡単に太れます。

 

 

2021年澁江のベストジャム:久世福商店 抹茶あんバター

 

というわけで、今年も勝手にマイベストを紹介していくブログ、やらせて頂きました。

お付き合い頂きありがとうございました!!!

 

というかこんなマイベスト語ってないで、佐々木と宮野を語れって話なんですが

 

それはちょっと単独でブログにしたい!

ので放送開始の1/9までに、佐々木と宮野の劇伴について語るブログあげます。

 

そう!1/9より放送開始ですよ〜〜〜!

 

sasamiya.com

 

 

この前取材があって一足先に本編を見させて頂いたのですが、本当に素晴らしかったですよ。

これ、本当に素晴らしいです。

BL作品として認知されてる方もいるかと思いますが、もっともっと根本的な

「人を好きになること、それに伴う恐れ」が描かれているこの作品は

男女、男男、関係なく、普遍的な愛と心の変化のお話として受け入れられると思います。

 

澁江の劇伴もたっくさん使って頂いてますので、ぜひご覧くださいませ〜〜〜

 

 

では2021年最後のブログはこの辺で失礼します!!

 

年始にまたすぐ更新しますよ!!!

 

では良いお年を〜〜〜〜〜

 

 

 

なんと2021年初めての更新そして2021年お仕事まとめ

 

もはや瀕死であることは間違いないこのブログ。

見てくださっている方、ありがとうございます。

こんにちは。作曲家の澁江夏奈と申します。

自己紹介をした方がいいかなと思うレベルで久しぶりの更新となってしまったこのブログ、2021年はもう9月も終わりに近づいていますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

コロナ禍はもう慣れてしまったようにも感じます。

まさかオリンピックが本当に見れるとは思っていなかった。

抑圧的な日々の中でも、なんとか日常を取り戻そうと戦っておられる方々に本当に頭が下がります。

 

先日あるお仕事の情報が公開されたのに合わせて、ちょっと早いですが2021年のお仕事まとめたいと思います!

 

🌟FMシアター 鯨と銀杏

www.nhk.or.jp

 

何度かご一緒させて頂いてる東憲司さんの脚本でした。

時代に翻弄される若者たち、家族との思い出、、

切ない、お話でした。

 

🌟FC東京 PV

 

youtu.be

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youtu.be

 

J1リーグを戦う大大大大好きなチーム、FC東京のPVの音楽を担当させて頂きました。

音楽は全5種類。

ギターは吉本潮さん(高校時代サッカー部だったそう!)に弾いて頂きました。

今シーズンのホームの試合、味の素スタジアムで選手入場前に毎回流れています。

最高!

 

🌟代々木ゼミナールCM 

youtu.be

 

イラストレーターげみさんの美しい映像に、音楽を作らせて頂きました。

ほんとうに美しい。

光の入り方とか最高ですね。

ピアノも弾いています。

 

🌟新日曜名作座 ひこばえ

www.nhk.or.jp

 

重松清さんの小説「ひこばえ」が原作のオーディオドラマ。

新日曜名作座の音楽は初めてやらせて頂きました。

生き別れた父の生きた軌跡をたどるお話。

 

🌟Jリーグの日 PV

youtu.be

 

5月15日 Jリーグ誕生の日

29年目を迎えるJリーグをお祝いするPVです。

ギタリスト春畑道哉さん作曲の名曲であるJリーグのテーマ曲、「Jのテーマ」をピアノアレンジ&演奏させて頂きました。

もうPVについては語れない。見るたびに泣いちゃう。

「やったぜ よくやった 顔を上げろ 次がある ようこそ おかえり 行ってこい ありがとう」

ここで毎回号泣します。

サッカーファンにしか伝わらないネタですいません...!

 

🌟FMシアター バンザイタイムマシン

www.nhk.or.jp

 

一色伸幸さんの脚本の不思議なお話でした。

昆夏美さんに自作曲を歌って頂けて光栄でした........

 

 

あとは名前が公開されてないものや、NHKBS8Kのツタンカーメンの秘宝などは引き続きヘビー再放送もして頂いていたり...

こんな感じの2021年を過ごしました。

 

なんでこんなまとめみたいな感じになっているかというと、2021年に公開されるお仕事は全て終了してしまったからです...!

本当は今秋に公開されるはずだった作品があるのですが延期しているようで...

 

そしてここからは告知!

 

2021年何をしていたかというと、ほとんどこのお仕事につきっきりだったというほどなのですが

 

TVアニメ「佐々木と宮野」の音楽を担当させて頂きます!

 

youtu.be

 

2021年、春先から夏までずーっとこの作品と時間を過ごしていて

もう佐々木も宮野も大好きになっちゃって

平野も大好きになっちゃって

推しは半澤先輩なんですけど...(糸目黒髪先輩!イイ!)

 

本当に音楽エピソードもいろいろあるので、佐々木と宮野についてはまだ後日、作品についても劇伴についても語りたいと思います。

2022年1月より放送!

ぜひ楽しみにしてください。

 

それでは本日はこの辺で....

 

 

では!

 

 

 

 

 

 

信じられないことにもう年末

2020年、大変な一年でしたね。

そして私のブログ更新しなさもひどい事になっていますが、年末に悪あがきで今年最後のブログを投稿したいと思います。

題して「今年のマイベスト」!

 

今年のベスト映画

今年は例の感染症のせいで多くの映画の封切りが混乱に陥った一年でした。

劇場公開の予定が配信になったり延期になったり、、、

ということもあり、映画館で見た作品だけでなく配信のみの作品も含む全ての映画からマイベスト、選ぼうと思います。

今年もほんとうにたくさん映画見ました。と言っても2~30本?だと思うのですが

 

その中でもやっぱりマイベストはですね、、、

 

drrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr(ドラムロール)

 

ジャン!!

 

12/29に見たこの作品。

www.pokemon-movie.jp

 

劇場版ポケットモンスターココ。です!

もう死ぬんじゃないかなってくらい泣きました。

ポケモン映画は毎年楽しみにしているのですが、今年のココは今までのポケモン映画とは一線を画していましたね。

ストーリーのリアルさは大人向けに感じました。(もちろん子供も楽しいと思いますが)

無限列車のせいであまり売れてないような話も聞こえてきますが、子供よりも大人に観て欲しい映画。

父と子、というテーマの映画はたくさんありますが 

これもまた殿堂入りしそうな予感です。

 

ちょっと語り始めたら止まらなくなりそうで、ネタバレしちゃいそうなのでここでストップ。

 

あの時、親はどんな気持ちだったかな。

そんなことを考えながら、

自分の心の中にいる、子供の自分と一緒に

観て欲しいです。

 

2020年澁江のベスト映画:劇場版ポケットモンスターココ

 

今年のベストアニメ

 

これがとんでもないことでですね。

今年のベストアニメ、ありません。

 

ありません!!!!!!!ないんです!!!!!

 

2020年、ハマったアニメがないんです!!!!!!!

 

コロナよりもはるかに深刻な問題です。2020年は個人的超アニメ不作の年でした。

2020年に公開された新作に興味をそそられる作品はいくつもあり、それなりに見てはいたのですが

根も葉も無い言い方をすれば、つまらなくて見るのやめちゃった作品が多かったのです。

今年は昔の作品を観ていましたね。

残響のテロルとか、怪とか十二国記とか、、

 

来年は楽しみなアニメがたっくさんあるので、アニメの楽しみは来年に持ち越しです、、

 

ということで

 

2020年澁江のベストアニメ:なし

 

 

今年のベストドラマ

 

これもですね、今年もたくさんドラマ見たのですが

私が今年見たドラマのほとんどが申し訳ないことに韓流ドラマもしくはネットフリックスオリジナルドラマという偏り方で

日本の地上波ドラマはアンサングシンデレラとMIU404しか見なかったという。。。

だけど202年ベストドラマって、これはもう文句なく、

「愛の不時着」じゃないですか?!

世界的にこれは間違いないのでは?!

当初「どうせ韓国のメロドラマなんでしょー」と斜に構えて見始めたのですが

最終回とかもう泣きすぎて内臓が口から出るかと思いました。

推しはピョ・チスとダンですね。

最終回でダンがコートを抱きしめているシーンとかもう全力でおいおい泣きましたね。

でも韓流あるあるですよね〜〜カップルのどちらかは必ずバッドエンド、っていう。

いやーもう一回みたいな。

 

ということで

 

2020年澁江のベストドラマ:愛の不時着

 

 

今年のベストアーティスト

2020年に出会ったアーティストで心をわしづかみにしたアーティストがいます。

Porter robinson

さん。

www.youtube.com

 

この曲の他にも好きな曲はいっぱいあるのですが、これが一番すき。

歌のプラグインの開け閉めが面白いですよね。

PVもどこか暗くて怖くてだから幻想的で

アメリカのDJさんのようです。

DJが作るトラックはやっぱり面白いですね〜〜〜〜

 

2020年澁江のベストアーティスト:Porter robinson

 

 

今年のベスト曲

 

アーティストとは別に、感動した曲、というのがあって

 

www.youtube.com

 

音楽聴いて泣いたのは久しぶりでしたね。

 

わたし、人が死ぬのとか自分が死ぬのが怖くて仕方ないのですが

この曲に、その死への恐怖や寂しさを受け入れてもらったような気がします。

 

今年、別れを経験した方もたくさんいると思います。

いつか笑える、その日まで

そんな時代だから生まれた曲なのかなぁ。

 

2020年澁江のベスト曲:帰ろうby藤井風

 

今年のベスト茶

いやベスト茶ってなんやねん、て思うかもしれませんが

私はすごい茶を飲むのが好きで、毎年いろんな茶を飲んでいるのですが

そんな中で出会ったベスト茶のご紹介です。

これ

creha.net

 

月ヶ瀬紅茶ファーストフラッシュ

紅茶の新茶?的な

普通の紅茶よりも色が薄くてさっぱり飲めるお茶ですが

これをぜひ夏にアイスで飲んで頂きたい!

めっちゃくちゃ美味しいです!

 

家には常にあるスタメン茶と、その年初めて買ってみるニューカマー茶がいるのですが

月ヶ瀬ファーストフラッシュはスタメン茶に仲間入りの予感。

 

 

 

というわけでお世話になりました今年も。

 

2020年は、ともかく新しい番組が作られなくなって枠が空いたおかげで

またまたツタンカーメンの秘宝再放送祭りだったり

初めて歌ものの仕事が形になって世に出たり

あと発表はまだ先ですが色々と楽しい音楽を作らせていただいたり

幸せな一年でした。

 

来年もよろしくお願いします!!!!

 

 

 

人生は空模様

 

最近はもっぱら新型コロナウイルスの話題ばかりのこのごろですが

個人的にはなんらいつもと変わらない日々を過ごしています。

もともと引きこもりだったので。。。

むさぼるように映画やアニメドラマを見て、本を読む日々を送ってます。

 

仕事のスケジュールには影響が出ているので、4月は春休みとなってしまいましたが

以前音楽を担当させていただいた「秘宝ツタンカーメン」の再放送があったり

FMシアターの放送があったり

こんなご時世でも自分の仕事が電波に乗って誰かに届き続けていることを

感謝する日々です。

 

ツタンカーメン再放送記念に

エジプト料理を作ったりもしました。

作ったのはターメイヤ

ファラフェル、といえば伝わりやすいでしょうか。中東のコロッケです。

エジプト人がファラフェルを作る時は材料がそら豆になり、名前もターメイヤに変わるそうです。

 

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フードロス情報からそら豆4kgを購入したため、ターメイヤ作りに挑戦。

そら豆300gに、パクチー、にんにく、パセリ、塩、クミン、卵、小麦粉、ひよこ豆も50gだけ入れて混ぜます。

 

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形成したらゴマをまぶしてこんがり揚げる

 

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熱々のターメイヤに

グリルした野菜、レタス、フムス、ハリッサなどをピタパンに挟んでサンドにして食べる。

 

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とても美味しかったです。

 

最近は時間があるので、いつか作りたいと思っていた手のかかる料理に色々と挑戦しています。

 

さて、「人生は空模様」の今日のタイトルですが

これは鬼滅の刃の中の炭次郎のセリフでありますが

 

昨年、とても苦しい出来事が立て続けに起きたのですね。

ずっとブログを更新していなかったのも

今年の1月くらいまで

それはそれは凄まじい落ち込みようでして

ブログを書く気になれませんでした。

そんな時に励まされた一言です。

 

人生は空模様である

曇りが続き、晴れ間が見えない日が何ヶ月も続くこともある

台風の後には晴れがきて

たまには雨も必要で

だけど、必ず晴れる日は来るのだよ

という意味ですが

 

私の曇りはとてつもなく長かった上に

全く関係ないはずの場所でも同時多発的に不幸が続き

こっちも?え こっちでも?うそ こっちも???

という状況で

 

その上やっと晴れが見えそうな時期に訪れた新型コロナウイルスの蔓延。

もう悔しくて残念で笑うしかない状況ですが

 

それでも一つ、近々私の長年の夢が叶いそうです。

小さなことなのですが

コロナの国内感染状況さえ収まれば、そのプロダクトは公表まで時間はかからないでしょう。

 

そのプロダクトが厚い雲を貫いて

晴れを取り戻してくれたらいいなと思っています。

 

 

きっと今

曇りどころか

土砂降り、嵐、もしくは氷河期、長い長い冬に

一体これはいつ終わるのかと、苦しみ耐えてる方々がたくさんいるのだと思います。

 

いつか終わるよ!今は頑張ろう!

などとは当然言えないし

 

みんな苦しいのは同じだよ

とも言えない

 

 

 

 

 

 

 

「人生は空模様」

 

 

 

 

未来はきっと、晴れている

今出来るのは信じることだけですね。。

 

 

よく手を洗ってうがいして、

不要不急の外出を控えて

信じましょう。

 

 

 

十二国記「白銀の墟 玄の月」を読んで

 

まず、今日

アニメ「十二国記」でも驍宗の声を担当されていた声優、藤原啓治さんの訃報がありました。

驍宗役以外にも、好きな役がたくさんありました。

あまりにも早く、とても悲しいです。

ご冥福をお祈りいたします。

 

そして、約一年ぶりに更新するブログがまさかの読書感想文という空気の読まなさでありますが

18年ぶりに刊行された小野不由美さん著「十二国記シリーズ」の最新作であります

「白銀の墟 玄の月」

について、感想と考察をつらつらと書いて参りたいと思います。

 

超絶ネタバレを含みます。

まだ読了されていない方、お引き取り願います。

 

 

さて。

 

まず、前作の短編集「丕緒の鳥」でも思ったことでしたが

レーベルが変わって作風がだいぶ変わりました。

ホワイトハート文庫の時はいうなれば異世界転生ラノベだったのが、

表紙も挿絵もない講談社文庫の新装版で読者層の拡大をはかり

新潮版で間をとった、という感じでしょうか。

エンタメ性を抑え、リアルな異国戦史としての面が強い新作長編でした。

 

正直、もっと驍宗と泰麒の絡みが読みたかったし

有史以来前例のない「諸国の協力のもと行われる朝の奪還作戦」は多くの読者が望んだクライマックスシーンだったはずです。

戴に、延・奏・景・漣・範etc..が集結し阿選を倒す、阿選は追い詰められとんでもなくみっともない醜態を晒し成敗されるーーーーーーーー

しかしそのシーンは一切描かず、戴史乍史でまとめてしまうあたり

もう十二国記の最終長編は完全にエンタメとしての側面を捨てたのだと思わざるをえませんでした。

だからキャラ読みもできないし、キャラの扱いがリアルすぎる。

山田章博さんの挿絵がなかったらたぶん読めなかったYO。

 

そして今まで続いてきた「十二国記=王と麒麟のバディもの」という作品の主軸が、今回は完全に戴の市井の人々の話になっています。

これは「丕緒の鳥」の流れを汲んでいるのでしょうかね。

この作品は「戴の民」が主人公なので、驍宗の影が薄すぎる上に待望の登場の後も捕まって逃げて捕まって処刑されるのを待つだけという、、、

(まぁこの点については後でも書きますが)

 

その辺がやはり「私が求めていた十二国記じゃない!」感を呼び起こしているのだと思います。

ファンは今回の新作に挑むにあたり過去作全部読み返してるでしょうしね。

もちろん私もです。

まぁまず18年も間をあけてしまったことから、ある程度予想はできたことでしたが

やはりそこは残念でした。

 

 

それでも、私は「白銀の墟 玄の月」を読み終えてからこの作品のことを考えずにはいられません。

明かされなかった謎、描かれなかったことが多すぎて

この世界のことを考えるのを止められません。

 

ちょっと不満に思う点も含め列挙していきたいと思います。

 

・宗教事情と地理説明が難しすぎる

・戴の国事情

・泰麒の王宮での戦い

・驍宗それでいいんか?問題

・阿選は強大な悪ではなかったのか問題

・妖魔使いすぎ問題

・琅燦は何がしたいん問題

・今までの十二国記シリーズになかったミステリー感

・高里要&戴麒という人物の運命

麒麟パラドックス

・角いつ治った問題

・驍宗の麾下の中にいる裏切り者問題

・今までのシリーズで積み上げて来たものをあえてぶっ壊す小野主上

 

 

・宗教事情と地理説明が難しすぎる

寺や宗派の名詞と地理名・山の名前がちょっと複数でややこしかったですね。。

これは戦記・戦史としては重要だと思うのでエンタメを期待して読み始めた脳には難問でした。頭の中に地図を叩き込んで、信長の野望みたいな画面を頭に投影する必要がありますね。

前作ですでに鉱山の中で何かが起きた事や戴が玉の産地であり鉱山が重要なキーになってくることは示唆されていたので、私の心の準備不足でした。

 

・戴の国事情

前作で李斎が腕を失ったのも妖魔の大軍に襲われたから、という事でした。

国が傾き妖魔が跳梁跋扈し荒民が雁に死に物狂いでたどり着く、もうそれは凄まじい荒れ具合である、という噂でしたが

あ、結構民生活できてるんですね、妖魔もそんないないんですねという印象を受けてしまいました。

妖魔に襲われるシーンもありましたがそれは阿選の差し金でしょうし、、、

「ただ単に偽王が起ったというだけでそこまでは荒れるまい」という戴の荒廃感は妖魔の、というより阿選による行きすぎた誅伐のことだったのでしょうかね。

 

・泰麒の王宮での戦い

これは面白かったですね。

阿選の麾下であっても阿選に疑問を抱く者、台輔に忠義をなすものはいるわけで

妖魔を使う阿選と麒麟パワーを持つ泰麒が王宮内でチェスしてるみたいでした。

最後の最後に恵棟というルーク的な、、駒を取られてしまった時はもう

 

via GIFMAGAZINE

 

でしたが。。

 

 

・驍宗それでいいんか?問題

 騶虞を捕まえて自力で出て来たところまではさすが王様、さすが驍宗様と言わざるを得ませんでしたが

地上に出てからの驍宗があまりいいとこなしなのが残念でございました。。

王がなんで州師に捕まっちゃうのでしょう。

「新王阿選」という触れがあった事は確かだけど、驍宗が死なずに新王はありえないことは周知の事実ですし、兵も7年前には忠誠を誓っていたわけですし

兵卒、という立場に生きる者の性というのは四巻の終盤390頁で描かれていますが、なんかそこは兵が阿選の言いなりになって驍宗に害をなそうとしていたことのこじつけに感じてしまいました。兵卒は命令の是非を考える立場にない、というやつ。

だって、それ以前のシリーズでいかに王が絶対的な存在であるか、というのが描かれているわけですから。。。

ただの民には王の体を傷つけることだってできないし

王の命なく禁軍も動かせないし

阿選と驍宗、二人とも似たような経歴と人柄で共に部下も多く慕われている、そんな阿選の命令だったから、にしても

驍宗は一度正式に即位してるんやで????

今までの十二国記シリーズ読んでる者としてはそこも疑問に感じたと思います。

顔も見たことのない、蓬莱から来た新王を信じるには延の後ろ盾が必要だった、という景の事情ではなく

一度国を治めていたけど行方不明になった王なんですからね。。。

驍宗の姿を見ただけで「うわーー!王様やん!帰ってきたん?!わいら間違えとった!阿選討たなーー!!」ってならないもん?

 

それとは別ですが、捕まるシーンの驍宗について

このシーンは、恐らく驍宗人生初の「挫折」だったのかなと思います。

今まで、苛烈で、延にだって時間さえあれば後れは取らないと言い切る自信家と描かれてきた驍宗。

しかし阿選の策にはまり丸7年玉座を空けた結果訪れた多くの民の死と国の荒廃、きっと驍宗は自分のせいだと感じたことでしょう。

自分が出した結果だと思ったことと想像します。しかし根が自信家だから逃げて他国に力を借りることもできない、目の前でどんどん部下死ぬ、文州師に囲まれた際の驍宗の心情は恐らくーー諦め。

しかし、処刑される寸前、ああまでして自分のもとに駆けつけた泰麒の姿を見て奮起した。

 

と、自分は推察しています。

結果、驍宗は丸くなり、泰麒は用心深さと非情さを持ち合わせー

巻末イラスト、戴は途方もなく繁栄したよ、そんな未来だったらいいなと思います。

 

・阿選は強大な悪ではなかったのか問題

これね。

個人的には幻術を使い、王から玉座を簒奪し幼い泰麒を脳天から切った残虐性もあり姑息で計算高い途方もなく強大な悪役、だと思っていたのですが

実際は驍宗に嫉妬していて琅燦にあれこれ吹き込まれたのを簒奪を唆されていると勘違いして後先考えずに実行しちゃったけどそこまで確固たる意志を持って行動したわけじゃないから燃え尽き症候群になって引きこもっちゃった・・・というなんとも小物な悪役でした。

まぁけど驍宗を自分の手にかけようとせず民に殺させようとしたのは小物らしいナイスアイディアだと思いました。

自分の手を汚したがらない、小物にはありがちだと思います。

 

だから最期が描かれなかったのでしょうか。。

こやつの最期なぞ史書の一文でよし、的な。。。

 

・妖魔使いすぎ問題

そんな簡単に賓満憑けたり外したりできるん??!!対価は???!!!!

しかも賓満複数使役してるよね???!!!!

お前は景麒か!

 

 

・琅燦は何がしたいん問題

もうこれはワケワカメでございます。

耶利の主公は琅燦ではない、と思っていたのですが、何度読んでもやっぱり琅燦なんだろうなと思うのです。

でもそうすると雲海を見下ろす部屋でのやり取りと実際やってることの辻褄が合わなさすぎる。

妖魔を使役する方法は教えただけで実行していたわけではない、阿選にはもしも、の話をしただけで簒奪を唆したわけではないにしろ

有能な官吏がどんどん傀儡になって朝ももうめっちゃくちゃじゃないですか。

そこ気にならないのは黄朱だから?

驍宗と泰麒さえ戻ればよい?

 

今までの十二国記シリーズでは

責任は自ら求めなくても突然発生し、それを放棄したものには罰が与えられる、という思想が常に世界にありました。

王が政をしなければ麒麟は失道する。

王になんかなりたくなかった景の予王は景麒を失道させ禅譲し生を終えた。

祥瓊が王宮を追われた罪は、公主という立場で知らなければならない事を知ろうとしなかった事。

王が道を失えば、周りの者には諫言する責任が生じる。

冬官長を解任されたとはいえ、妖魔の巣窟になるほど荒廃した王宮を放置しといてこの人の立場としてやるべき仕事があったのでは??

玄菅としての働きがあったとしても

私は琅燦を許さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

雲海を見下ろす部屋での耶利とのやりとりは玄菅としての琅燦

阿選の部屋でごろごろしてるのは黄朱としての琅燦

 

なんか、この人は黄朱でありながら王に仕えるという環境に身を置いてしまったせいで

解離性障害とかになっちゃったのかな?と思わざるを得ません。

黄朱だから国とか王とかあんま興味ないけど、天の意志は存在するのか、壮大な社会実験したい、でも元冬官長としての責任感が若干残ってる、という葛藤の末二重人格になっちゃったのかな???

 

・琅燦二重人格説

・逆に琅燦になんか妖魔か神かなんかが取り憑いてる説

 

とかでもないと許せん

だいたい牙門観で大量の工匠たちが亡くなってるの元冬官長としていいわけ???

って感じです。

ワケワカメー

玄菅としての功績があったとしても

こういう人を選んだ任命責任が驍宗にはあるのではないかと思います。

 

・今までの十二国記シリーズになかったミステリー感

今作最大の謎「驍宗に何があったのか」

頑なに口を割ろうとしない荒民相手に、聞き込み調査していく過程は読んでて面白かったです。

 

 

・高里要&泰麒という人物

麒麟はとても珍しくて誕生した時には世界に慶事があると伝説で言われていますが

彼が誕生したり帰還する度に実際起こっているのは弔事です。

もともとこの人は別のホラー小説の主人公になってしまうほど

「死という病」を抱えてる人物でした。

風の海 迷宮の岸で泰麒が「・・・ぼくは病気の麒麟なんです」って驍宗に言っているのですが

これってもう白銀の伏線だったのかなーと思います。

自らの手で殺傷という罪を犯した泰麒は生涯にわたって穢瘁の病を負う。

黒は慶事に用いる十二国の泰麒と、黒は弔事の象徴である蓬莱の高里要。

 

彼が常に「並の麒麟ではない」そう言われ続けていた意味がわかった気がしました。

彼は死と共に存在し続ける麒麟なのでしょう。

 

魔性の子のシーンを受け継いで、彼が一瞬高里要に戻る(戻っているように感じる)シーンがあったり

魔性の子から始まった「高里要&泰麒という人物が背負っている運命の物語」はやっと描かれきって、完結したのだと

この人はこれからも

死という病を抱えて生きる唯一無二の麒麟になったのだな。。と感じました。

なんかすとんと納得しました。

 

 

麒麟パラドックス

 

風の万里で景麒の使令が自国の民を殺しまくったり黄昏の岸で延麒の使令が他国の官吏を殺したり

王のため、であれば結構麒麟も間接的に人を殺します。

泰麒がそのことを考えるシーンがありますが

確かに、これまで一貫して描かれてきた「麒麟は仁の生き物」設定からは外れるのではと疑問を感じましたね。

王のため、を掲げてはいるけど

実際自分の手を汚して罪を背負うことなく

自分は清廉潔白なまま人殺しをしている。。。とも考えられます。

 

ならば自分の手で犯すこととなんら変わりはない、と泰麒は実行しますが

ここで阿選との対比がはっきりして良かったなーと思います。

 

自分の手は一切汚さず罪なき民に王を殺させようとした阿選と

王と、ひいては民を守るために自らの手を汚す決意をした泰麒

 

民を守るために欺瞞を働いた泰麒と

自分を守るために欺瞞を働いた阿選

 

これは泰麒と阿選のチェスは最終局面、キングとキングだけになって討ち合った感があってよかった。

 

 

・角いつ治った問題

 

これはもう読み手によるかなーーー!!!

というところですね。

阿選に斬られた後の「・・・・よく辛抱してくれました」これは誰に言ったのかってところがミステリーですね。

・すでに角治ってて使令に言った説

・項梁に言った説

泰麒の最大の奸計は、「新王阿選」ではなく「自分は病が治っていない」だったのでは?

というミステリーが生まれます。

ただ角が治ってたら、驍宗を探すのに苦労はしないはずなんですよね。

白銀の一〜三巻の意味。。。ってなってしまうので

私は、驍宗と見つめあった瞬間に角治ってにょきにょき!と生えて麒麟としての性を全て取り戻した説を唱えます。

角も半治りみたいな感じだったから阿選に叩頭できたのかなぁ。

 

 

・驍宗の麾下の中にいる裏切り者問題

 

黄昏の岸で示唆された問題です。

李斎が白雉を地中に埋めたのを見て逃げた二声氏を保護し、阿選謀反の知らせを送ったのは芭墨と霜元だけ、この二人は滅多な人にはそのことを漏らさないはずが漏れていた、

ということですがこの裏切り者が琅燦だった、ということなのでしょうか。

驍宗も琅燦が寝返った、とつぶやいてますが

じゃ玄菅の「李斎には生きていてもらわねば」というのは・・・???

誰か助けて。主上。小野主上〜〜〜〜〜〜〜!!!!

 

 

・今までのシリーズで積み上げて来たものをあえてぶっ壊す小野主上

 

白銀の大事件、クライマックスというのはやっぱり

麒麟が王のため自らの手で殺傷をする、という件だと思います。

これをしないと泰麒の異常性が差別化できない=このために、28年間「麒麟は仁の生き物」設定を丹念に描いてきたのか・・・?

と思った所存です。

 

そしてもう一つ

陽子が黄昏の岸でも「天も間違いを犯すことがあるのでは」と語っていますが

琅燦が天に対して謀りごとをする、というのも大事件ではないかと思います。

なんか十二国の人々は天というものを盲信し 天意なら仕方ない、と謎の恭順を見せている節がありましたが

その天に対して、こうなら天はどう出る?と計りごとをしたのは琅燦が初めてなのではなと

さらに言えば、黄朱が王宮で官吏にならなければそういう好奇心を持っても実行することは不可能なので

驍宗が王になって琅燦を朝に迎えたのは天にとっても想定外のはずです。

 

ということは、天にとって驍宗を戴王に選んだのは間違いだったのではないでしょうか?

 

最初から阿選を選んでいれば琅燦が朝に迎えられることもなく

王が存命ながら玉座が空白になるような混乱は起きなかったわけで

 

今まで、絶対的に正しいと思われてきた天が犯した

壮大な「天の間違い」が描かれているのかなと

(その後驍宗は泰麒と安定した治世を布いたようなので泰麒が生涯にわたる病を得るかわりに間違いは正されたわけですが)

 

28年間も何冊もこの十二国十二国を支配する絶対的な存在「天」を描いて

 

それが破綻するルール外の出来事とその顛末、を最初から最後に描くつもりだったのかなと。。。

 この

こんなの十二国記じゃない!とファンに言わせるために

十二国記を描いていたのかと。。。。。

 

『・・・さすがに穿ちすぎです』(by泰麒)

 

ですかね?笑

 

と、なんか白銀以降もう長編は出ないような語り口になってしまいましたが

これ以降続編はでるのでしょうか?

短編集の噂は聞いておりますが

 

というかまだ未登場な国(舜、柳)とか

どうやら芳麒が蓬山にいないらしい問題、とか

範の美しすぎる王様と尚隆の喧嘩見たい、とか

驍宗が白桂宮を取り戻す際に来た奏の援軍は利広が率いてるよね??!とか

その後長い治世を布くなかで驍宗と泰麒が喧嘩しちゃうことが一度だけあって、仲直りするまで、とか

 

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああぁ見たいものがありすぎるううううううぅっぅうっぅっぅぅうぅぅぅぅ

 

というわけでこれ以上は小野主上に迷惑になるので控えますが

短編集2冊くらいと

月の影くらいの長編もう一つくらい

読めたら人生に悔いないですね。。。

もう、リアルな戦記はこれ以上十二国記に必要ないと思うので

王と麒麟カップルが見たい😡👊💢

ってなってるファンに

ライトなキャラ読みできるような生き餌を。。。どうかお与えくだされますよう。。。

 

しかし小野主上のお身体の具合があまり良くないと伺っているので

どうか公もご健勝あられますよう。。。。。

 

 

 祈りつつ。

 

 

文句とかすごい言っちゃったけど

なんだかんだ

十二国記が好き。

この世界に出会ったのは私が11才くらいの時だけど

それからずっとこの世界が胸の中にあった

胸の中に異国をしまって

辛い時は時々この国を旅して

 

幸せの感じ方や

責任を全うすることの尊さや

困難との向き合い方を教えてもらってきた。

 

18年かかっても

戴と泰麒の物語を完結させてくださった小野主上にまずは感謝です。

 

 

短編集楽しみ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

UAEに父とサッカー観戦に行った旅行記④

 

すっごい暑い!もう真夏かってほどの気温が続いています。

ほんの3週間くらい前は、寒いって昼間は暖かいお茶をすすり、夜は毛布にくるまっていた記憶があります。

体がついていかないですね。。

暑いからといっていきなり冷たいものガブガブ飲むのはよくないそうです。

内臓を冷やさないように、暑くても常温の飲み物がいいそうですよ、と打ち込みながら冷蔵庫から出したての冷え冷えのルイボスティー飲んでます。

夏バテまっしぐら。。

 

 

ちょっと間があいてしまいましたが、前回の続きです。

その①〜③はこちらをご参照ください⇩

UAEに父とサッカー観戦旅行に行った記① - 澁江夏奈のブログ。

UAEに父とサッカー観戦に行った旅行記② - 澁江夏奈のブログ。

UAEに父とサッカー観戦に行った旅行記③ - 澁江夏奈のブログ。

 

 

UAE4日目も日本代表の試合はお休み、というわけでここにきました!

 

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UAEの首都アブダビの最も有名な場所でしょう。

シェイク・ザイード・グランド・モスクです。

ここは、UAEを建国した初代大統領のシェイク・ザイードさんが建てられたモスクです。

UAEの人々にとっては心の拠り所であり、お祈りをするために訪れる「モスク」でありますので、女性は服装には要注意。肌、髪は出してはいけないです。

私もロングスカートにパーカーのフードをかぶって見学しました。

 

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一体どうしたらこんなに白くできるのか、というほど白いモスクの外観。

サングラスは必須ですね。裸眼で天気のいい日にいったら目があかない。

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外観だけでなく中の壁、天井、ライト全てが息を呑む美しさ。

壁に、草花の絵が書いてあるのがわかりますでしょうか?

これは壁に絵の具やペンキでかかれたものではなく、全て石細工になっています。

宝石をこのように加工して、壁にはめこんでいるのです。。。

 

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葉っぱの一枚一枚、蔦も花びらも全て宝石。

多分、壁を見ているだけでも飽きない。

 

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メイン広間の大きさもはんぱじゃない。

7000人を収容できると言われるこの大広間にある絨毯は世界一大きな絨毯だそう。

 

日本のお寺と違って、荘厳であり華美であり明るく開放的なこのお祈りの場所は

初めてモスクを訪れる私にとってはとても衝撃でした。

宗教観が日本人とは全然違いますね。。

もちろん、ここは世界でも有数の広さと荘厳さを誇るモスクであって、街中にはもっとこじんまりとしたモスクも存在するのですが。

 

で、お昼ご飯食べてホテルで休んでから

 

夕方は韓国vs中国の試合へ!

 

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韓国の応援すぎょい。。。。

試合開始2時間前にスタジアムに行ったのですが、もうその時点で応援の熱が最高潮に達していて圧倒されました。。。

日本のサポーターはあんまり一致団結して声出す系ではないのだな。。

 

韓国チームにはJリーグの知ってる選手がいっぱいいたので親近感ありましたね。

試合は勢いのあった韓国が勝ちましたが、とても見応えのある試合でした。

 

この試合で驚いたのは試合前にスタジアムに音楽を流してるDJがいるのですが

カンナムスタイルとライオンキングをミックスさせてるトラックが流れていて。。。

DJすぎょい。。ってなりました笑

カンナムスタイルはすごいですねー全世界のヒットなんですね。

みんな踊り狂ってた。

 

 

さていよいよ次回が最終回。

日本代表のグループリーグ、最後の試合の日です。

全勝で終わりたい。

 

さあ、結果はいかに??!!!

 

 

 

 

 

明日はFMシアターの放送

 

 

超大型巨人、、ではなくて超大型連休、終わりましたね。

私は、超大型連休の最中放送が始まった進撃の巨人3期part2が面白くて面白くて

2日間で5回見ました。

面白過ぎて、連続で1日に3回も同じ話を見たのは初めてかもしれません。

 

進撃の巨人3期part2は、もちろんここから見始める!って人は少ないと思うのです。

かれこれ5年以上に渡り継続してシリーズを展開していますし

今ここから見始める、て人もやっぱり1期2期を予習してから見ていると思います。

 

その、驕りがないのです。

 

分割2クール作品の後半1話目などによく見られますが

「今までの話わかってるだろうし、中盤のテンションで後半も始めるよ〜」

的な始まり方をしちゃう作品ってあると思うのです。

視聴者は3ヶ月ずっと楽しみにしてたのに後半の1話目そのテンション?!2期目の1話目そのテンション?!って事はたまにあり

結局途中で見るのやめちゃった作品もあります。(そういうのは全話一気見するといいんだけど)

 

進撃の巨人は違いました。

 

多分、全く予備知識なくいきなり3期part2の1話見ても、引き込まれたと思う。

 

もうリヴァイの動き、戦闘の作画は本当神がかってますよね。

立体起動に伴う視点の移動が、もう3Dアトラクションか?!ってほど躍動感がある。

あぁ〜お金ちゃんとかけて、作っているんだな〜って

見た後の余韻に浸れる。

 

そんな進撃の巨人の凄まじいショックをいまだに引きずってますが、これが3ヶ月楽しめると思うと本当、素晴らしい令和の始まり🙏としか言いようがない。

 

あ、で、今日はFMシアターの告知がしたいのでした。

 

こちら、明日の夜放送です!

リハーサルも見学させて頂きましたが、主演の女優さんはなんと17歳!

若々しくて、でも精一杯役に取り組み真摯に演技する姿におばさんは感動しました。

そんなフレッシュな役者さんと、おばあちゃんの掛け合い、面白いです。

家族の人情話であり、青春胸ドキ話でもあり。

 

www.nhk.or.jp

 

 

ぜひぜひ聞いてください〜〜〜〜〜〜

 

では。