澁江夏奈のブログ。

作曲家 澁江夏奈のブログです。

青春アドベンチャーが放送されるよ。

 

こんなに日本の秋は暑かったっけ?

というような日々が続いておりますね。

 

数年前のことですが、大学に特別教授としてある超有名なシンガーソングライターTさんがいらっしゃったことがありました。

月1回ほどでしたが、特別講義として作詞の授業を行ってくださいました。

そのほかにもTさんはとても面白い話をしてくださいました。

彼曰く、「太陽の力が年々増している」というものです。

太陽はある周期で力が弱くなったり強くなったりを繰り返しているのだそうで

ちょうど今は、数年かけて強くなっていく波の途中だと。

しかし、その強さが今までにない強さで

このまま強くなり続けていくと地球は経験したことのない太陽の力に晒される。。。

 

とのことでした。

今年の猛暑も、10月というのに真夏と変わらないような太陽の力も

なんだかTさんのお話の信憑性を高めているような気がします。

 

そんな太陽の力を感じながら11月の青春アドベンチャーのお知らせ。

 

 

 

こちらの番組の音楽を担当させていただきました。

 

www.nhk.or.jp

 

 

青春アドベンチャーは多分7作品目?くらいなのですが

 

とても久しぶりです。

 

まだ大学生の頃から、劇伴の書き方を勉強させていただいて

自分を育ててくれたような番組枠です。

 

今度のお話は、SFです。

タイトルから、メソポタミア神話を連想する方もいらっしゃるかと思いますが

 

人間とテクノロジーが進化しすぎて起こる、誰も解明できない不具合。

もしかしたらそう遠くない未来に実際起こりうることなのかも。。。

なんて想像しながら

SFとサスペンス、ギルとエンキドゥの冒険話にバキバキエレクトロな劇伴作らせていただきました。

 

全10話、ぜひお楽しみ頂けたらと思います!

 

 

澁江拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月のライブのお知らせ

 

 

11月は、超ファンキーヴォーカリストギラ・ジルカさんのライブにサポートで出演します。

 

11/6、渋谷 JZ Bratにて!

www.jzbrat.com

 

 

このライブでは私は完全にサポートキーボーディストなので私の曲などは演奏しないのですが、、、

アレンジと譜面作成もやらせてもらっています。

 

セットリストは「80-90年代のアゲアゲディスコファンク!!」ということで

 

今のage 50 overな方々は、青春を思い出すライブとなるかもしれません。

 

普段私はサポートミュージシャンとしての活動はほぼやっていないので

モーター回してファンキーなオルガンソロとか弾いてる澁江が見れる機会です。

 

ガチャで言ったらSSRくらい、貴重です。

(最近テニラビにはまってしまい、SSRの推しが出なくてガチャに課金寸前の齢27歳独身女)

 

ホーン隊もリズム隊もすばらしいミュージシャンが揃うので

 

お仕事帰り、ちょっと踊っていこーかなという方ぜひぜひお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アニメの新しい可能性!!!!!!!!

 

注・進撃の巨人47話「友人」のネタバレを含みます。

 

 

先日、衝撃的な事が起こりました。

 

私がアニメを日常的に、恒常的に、例年、ウォッチするようになってから早16年

 

16年間、何十、いやもう3桁いってるかもしれない作品数見てきましたが

 

初めてのことです。

 

その時のツイートがこちら

(興奮による誤字そのまま)

 

 

そうなんです。

 

アニメというのは、多くの場合

 

アバン

オープニング

Aパート

CM

Bパート

エンディング

(ごく稀にCパート)

 

という構成で1話が成り立っています。

 

 

アバンやオープニング、エンディングは尺の都合カットされることなどはよくあることなのですが

 

そう、興奮して赤く染めちゃった、テレビ放送用シリーズにおいては

このAパートとBパートの間に挟まれるCMはNHKで放送される作品を除いて必ずあるものですよね。

 

少なからず民放ではCMがなかった放送を見た記憶はありません。

 

NHKではCMはないので、AパートとBパートに分かれないこととか、多分あると思うのですが

 

今回このツイートの発端となった進撃の巨人第3期47話「友人」で私が何にそんなに驚いたかというと

 

AパートとBパートに分かれておりAパート終わりにはアイキャッチ画像も挟んでありながら、劇伴がシーンをまたいだのです。

 

初めから印象的な回でした。

 

襲いかかる巨人、立体起動装置のアクション作画がとにかくかっこよい、この進撃の巨人において

中だるみしがちな過去回想回を、ケニー役山路和弘さんとウーリ役古川登志夫さんの超超超大御所様日本の声優会アニメ会の宝この世に生まれてきてくださってありがとうございますクラスの声優さんのお芝居が重厚に支える回。

 

ケニーとウーリの過去、関係をケニー視点でAパートで描き、そのまま虫の生きとなり自身の甥であるリヴァイと再会する現在、Bパートへと続きます。

 

本来であれば、過去を知ったAパートを見た後視聴者はちょっと一息つきたいのです。

 

トイレに行ってお茶を飲んで、ふむぅケニーはこういう経緯、こういう想いでレイス家に使えてたのね、で、大惨事になった今リヴァイに命からがらのところ発見されるけど

どうなるのかしらー

 

よっこしょ、さBパート始まる

 

と、したいところ!!!!!!させない!!

 

させないのはもちろんNHKだからです、CMないからそのままBパートに突入しちゃうんですが

 

その、ケニーの過去から現在への心境をアイキャッチを一度だけ挟みつつ

 

哀愁漂うヴァイオリンの旋律の劇伴がくるみ、そのままBパートへと突入する演出

 

 

まるで、首根っこをつかまれながら

 

はい、今息して!はい!ここからは息を止めて見て!

 

と息する瞬間まで支配されるかのような完璧な演出

 

 

斬新で、完璧で、恐ろしい演出でした。

 

音楽の付け方一つでここまで見る人を引き込む事ができる

 

「劇に伴う音楽」

 

これがあるから、こんなにも作品は心に響いてしょうがないものになる。

 

なんて素晴らしき劇伴の世界!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

とまでの衝撃を受けた進撃の巨人47話でした。

 

アニメはAパートBパート必ずセパレートされてるもの、という先入観があったのですごい衝撃だった。いやぁ頭が固くなっていてよくない。

 

正直進撃3期NHKでやるって聞いた時誤植か誤報だと思ったのですよね

 

NHKでやることにメリットってあるのかなって

なんでNHKになったんだろうって

 

でも、これ、CMがある民放じゃ絶対できない演出だし

 

NHKという放送枠だからこそ開く事ができた演出なんだと思うと

 

納得。

 

同じ事がNetfilxでも言えますね。1期2期の時と違い、Netflixで視聴している人もものすごく多いはず。

 

 

フル3Dアニメが出てきた時も、実写の人物が登場した時もすごい衝撃でしたが

 

これから、技術の進歩によってどんどん「アニメ」が進化していくのだと思うと

 

未来が楽しみでしょうがないですね〜。

 

そんな攻めた作品に私も作曲家として関わって行き続けたいですね。

続けたらいいな。がんばろう。

 

 

 

 

 

いやぁ、

 

Aパートのケニーとウーリのお芝居(過去)から引き継がれる

Bパートのケニーとリヴァイのお芝居(現在)

 

リヴァイの、声を出さない息を吸う音だけで動揺が伝わるお芝居に

 

ケニーの若い時から全てを悟って受け入れた達観した語り、

 

ウーリの全て覚悟を決めているから強くも愚かで真っ直ぐなお芝居、

 

何もかもが素敵な回でした。

 

進撃はアクションだけじゃない

 

人食べる巨人をぶったぎる爽快アクションアニメではないんだよ!!!!!!!

と叫びたい。

 

 

一つの国の謎と、時代の変遷に巻き込まれる登場人物たちの背負うドラマ

 

策略と、想いと、勝つ者と負ける者の交差。。。。。。。

 

進撃の巨人という大作が生まれる世界線に生きててよかった。。。。。。。

 

 

 

 

っとここでもう2000字超え。

 

そろそろ丑三つ時にもなりますし、寝ましょう。

 

 

 

 

あ、そろそろ

 

この夏しこしこと狭い6畳間で作っていた楽譜や音楽のお披露目が近づいています。

 

秋はまた新しいお仕事に呼んで頂けていたり。

 

近々お知らせするので、またブログももりもり更新されることでしょう。

 

乞うご期待ッ!!!!

 

 

 

「岩下の新生姜ミュージアム」にてライブ決定!!

 

またやってしまった!!!!

お久しぶりです。

とにあく暑かった夏、W杯、甲子園、色んなことがあった平成最後の夏、私はただひたすらにもくもくと立ち上がる入道雲を眺め、驟雨の音にそわそわしながらぼーっとして過ごしていました。

今年は年明けから春にかけてとっても忙しかったので、のんびりな夏休みを頂けて幸せだ。。。と思うことにしましょう。

 

それにしてもブログはさぼらなくてもいいのにね。

サボってしまいました。

 

さてタイトルにもある通り

栃木県にある「岩下の新生姜ミュージアム」にて、ライブが決定しました。

それも、Piachestra Projectでの出演を快諾していただき

ピアケストラ初の遠征ライブです。

 

今日から予約開始だそうですが、なんと入場無料。

しかも他の日程の出演者がすごい!!!

 

詳細はこちらから。

私たちは12/2(日)に出演します。

 

http://shinshoga-museum.com/news/live2018_fall-winter

 

 

今から石渡くんとどんなプログラムにするか、相談してわくわくしています。

実は栃木県、昭和元禄落語心中の原作者である雲田はるこ先生の地元でもあります。

岩下の新生姜ミュージアムには雲田先生のサインも飾ってあり、岩下食品社長さまともご交流がございます。

 

と、いうわけで!!!!!!!!

 

落語心中の楽曲、絶対アレとアレはやる、と決めています。笑

 

地元の方にも、岩下の新生姜ファンの方にも、ピアケストラファンの方にも(い、、、いらっしゃいます、、、よねきっと、、、、)、ジャズ好きな方にもピアノ好きな方にも

みんな楽しんで頂けるライブにしたい!

 

まさか2018年、ライブができると思っていなかったのでとても楽しみです。

 

東京からですと少々遠方になってしまいますが、ぜひ遊びに来て頂けたら嬉しいです。

 

 

ぜひ!!!よろしくお願いします!!!!!!

 

 

 

澁江拝

 

 

 

 

最終回でした。。。

 

先週末より

デビルズライン、順次最終回の放送がありました。

 

devilsline.jp

 

安斎さんとつかさちゃん、二人の物語はもちろん続いていきますが

アニメの放送としてはこれで一区切りですね。

 

この続きとなるOADが付属された最新刊が8月に販売されます。

 

morning.moae.jp

 

 

そして明後日、27日にはBlu-ray BOXⅠが発売です!

 

実は実物を一足先に手に取らせていただいたのですが

 

パッケージの安斎さんが切ない表情でよいですね。。。

鬼としての本能に自分を支配されていく恐怖や悲しみ、恐れなど

彼の抱える色んな感情が見て取れます。

 

もちろん、サウンドトラックも付属しております!

楽しんで頂けたら嬉しいです。

 

今回は、得意のジャズを封じ

シンセを多用し、EDMなんかも作ったデビルズラインのお仕事は本当に楽しかったです。

 

日本は今W杯、SMURAI BLUEの話題で持ちきりですが

 

デビルズラインもどうかよろしくお願いします!!

 

 

 

 

 

デビルズライン Blu-ray / DVD BOXⅠは6/27発売です!

 

先日、キングレコードのスタジオにお邪魔させていただきまして

 

こちらのBlu-ray/DVD BOXに特典として付属されるサウンドトラックのマスタリングに立ち会わせて頂きました!

 

devilsline.jp

 

※前回のブログで「トラックダウンが控えてる」と書いたのですが、、、マスタリングの誤りでございました。

 

 

まだパッケージなどは公開されてはいないのですが、封入特典の内容や発売日は解禁されております!

 

音声特典が豪華ではありませんかーーーーー?!

 

原作者・花田陵先生とキャストの方々によるオーディオコメンタリーですって。

 

オーディオコメンタリーって、映画とかでもありますが

制作の方々の和気藹々とした雰囲気を感じられて

私は好きです。

 

BOXⅡの方にはどんな特典がつくのでしょうかね?

 

今から楽しみになってしまいますね。

 

 

サウンドトラックの方ですが

 

デビルズラインの劇伴は、アンビエント

トラウマや恐怖といった心理サスペンスの楽曲が大変多いです。

ちょっと聴いてると怖くなってくる音楽がいっぱい入っているかもしれません。

かっこいい曲と切ない曲がご褒美になる感じです。

 

つかさちゃんは劇中、本当に次から次へとトラブルに巻き込まれて

怖い目にたくさんあいます。

その度に助けに来てくれる安斎さんですが、彼も鬼に変異して我を忘れてしまう葛藤を抱えています。

 

二人の切ない恋愛に寄せて書いたメインテーマ、ぜひ聴いて頂きたい!

 

サウンドトラックも乞うご期待です。

 

 

BOXⅠの発売日は6月27日!!!!!

 

 

ぜひぜひよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

澁江拝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Lost illusion

 

この曲は

 

自分自身が悲哀という感情と向き合ってそれを前向きに表現したらどうなるかなぁと

思い作った曲であります。

 

悲しんでる人に感情移入する、というイメージでしょうか。

自分自身の悲しみというよりかは、他人の「悲しみ」を自分の中に取り込んで

アウトプットしてみた・・・のですが

 

なんとなく、聴いて切なくて、でも明るい気持ちになったら

 

成功。

 

 

soundcloud.com

 

 

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5月、夏のような気温が東京では続いていますが

 

デビルズライン」大好評放送中でございます。

 

ブルーレイとDVDの発売も決まり、来週は特典として付録されるサウンドトラックのトラックダウンを控えています。

 

先日、曲名と曲順を作品の世界観に想いを馳せながら考えました。

 

スタッフによるデビルズライン愛の詰まったボックスになっていると思います。

 

ぜひチェックして頂けたら幸いです!

 

devilsline.jp

 

もう折り返し地点。

二人はどうなるのか?!

 

私もいつも放送を楽しみにしています。