『昭和元禄落語心中』× Jazz NIGHTS ありがとうございました。
昨日、銀座三越での『昭和元禄落語心中』× Jazz NIGHTS、本当に多くのお客様にお越し頂き、終了致しました。
改めて落語心中の音楽を作らせて頂いたことを幸せに思い・・・
アニメの劇伴を作り、そのライブをやる、という長年の夢が叶ったこと・・・
なによりその劇伴が、多くの落語心中ファンの方々に愛して頂いていること・・・
万感胸に迫る、ひとときでございました。
銀座三越さま、講談社のみなさま、キングレコードのみなさま、もう一体どれだけの方々に感謝を申し上げればよいのか!
改めて、メンバーと当日のセットリストをご紹介させてください。
A.sax/S.sax/Flute 中山拓海
Trumpet/Fluegel 吉澤達彦
Guitar 紺田凌平
Bass 佐藤潤一
Drum 北井誉人
Piano 澁江夏奈
司会 矢田晶子さま(キングレコード、落語心中プロデューサー)
セットリスト
1.Encore!~落語心中のテーマ
2.RAKUGO Blues
3.かは、たれどき
4.不仕合わせの果てに
5.ひこばゆる(2期エンディングテーマ)
6.SUKEROKU
です。
昨日演奏しましたのは、「ライブ用」に劇伴楽曲をリアレンジしたもの。
ビッグバンドの曲や、ヴァイオリンの曲などの編成を変え、またライブとして楽しんで頂けるよう、ソリストをよりフィーチャーした構成にし直した特別バージョンになります。
サントラにも収録されていない、スペシャルバージョンでした。
もう昨日の演奏は本当に、本当に楽しいものでした。
大好きな落語心中の劇伴を、学生時代からずっと知っている皆様と演奏できる幸せ。。。
ライブ活動ももっとしたいと思った次第です・・・!
ライブ中のMCはプロデューサーである矢田さんと対談形式で
楽曲への想い、タイトルの意味、また私自身のことも・・・
たくさんお話しし過ぎてしまって
ただただ澁江が好きなアニメについて語る会、になっていたのではと・・・!不安もありますが・・・!
(少しお話させて頂きましたが私はとてもアニメが好きです)
本当に、またこのようなライブイベントが出来たら
今日演奏していない他の曲もまだまだありますので・・・いつかそれらの曲もライブバージョンとしてお披露目できたらと願うばかりです。
本番はなんと雲田先生もいらっしゃって
サントラからイメージが湧いて描かれたシーンもあると嬉しいお言葉も頂き
なんと・・・劇伴作家冥利に尽きるのかと・・・ほくほくとして
東京の真ん中から西の方へと
帰路につきました。
落語心中展の方は、明後日23日まで開催です。
展示されている原画、生原稿の数々はもう、大満足、大興奮
またこのために用意された特別なグッズも
どれも三越さまらしい素敵なラインナップ・・・
まだの方はぜひ足をお運び頂けたらと思います!
最後にまた改めて
昨日お越し下さった皆様
心より
ありがとうございました。
澁江拝。
いよいよ本日『昭和元禄落語心中』×Jazz NIGHTSです。
夜更け。
日付が変わってしまい本日ですが
こちら!是非お越し下さい。
1回目 18:00~
2回目 20:00~
どちらも、内容は変わりませんので、お買い物のついででも、お食事のついででも。
立ち寄って頂けましたら幸いです。
明日、一緒に演奏して下さるメンバーを紹介致します。
Trumpet 吉澤達彦
A.sax/S.sax/Flute 中山拓海
Guitar 紺田凌平
Bass 佐藤潤一
Drum 北井誉人
Piano 澁江夏奈
です。
全員平成生まれ、しかし実績も実力も世代を代表するジャズメンの方々です。一番若い子は22歳ですね。。
レコーディングメンバーではありませんが...Jazz Nightということで
落語心中の劇伴音楽、でありながら
ジャズライブとしても楽しんで頂けるよう全曲アレンジし直しました。
本日のリハーサル、とても
和気藹々
と...
明日が楽しみです。
雨の予報が出ており、お足元が不安ですが
ぜひお越し下さい。
いつかのいつのひか
まだ載せてなかったこれを。
大好きなあるジャズピアニストのハーモニーを意識した。
FMシアター「猫はどこへ行った」来週放送です。
昨日は、こちらのラジオドラマの劇伴レコーディングでした。
登場人物は2人と2匹。
対話で進んでいくドラマ、些細なセリフに混じる心情にぴっったりと寄り添いしかしそれもさりげなく、気付かれないように!を心がけ、秒単位で音楽の展開を合わせ、劇伴を作りました。
私が初めて商業的に作曲の仕事をさせて頂いたのがNHKのFMシアターの作品でした。
大学4年生になってすぐ、誕生日も迎える前で
それ以来、ありがたいことに毎年作品に携わらせて頂いております。
しかし今まで音楽を作ってきた作品は主人公が全員自分と同じ世代、もしくは年下
少年少女が主人公の作品のみだったのに対し、今回は自分より遥かに年上の主人公でして
自分のことをお互い語りながら相手を語り、また知ろうとする、ぐっと大人向けのドラマに音楽を作るには
自分の中にまた新たな扉を探さないといけない
そんな、面白き音楽旅でした。
やはり、テレビであれラジオであれ
お仕事の度に本を頂き、本を読む。
これが私は好きなのだと、思ったお正月でした。
来週1/21 22時よりNHK FMにてオンエアです。
昨日の「GINZA JAZZzzzz supported by 銀座三越」ありがとうございました。
昨日、20:30より放送されたGINZA JAZZzzzz supported by 銀座三越、聴いて頂いた方々、ありがとうございました。
ラジオアプリradikoのタイムフリーを使いますと来週の日曜まで聴くことが出来ます。
パーソナリティのジャズピアニスト、秋田慎治さん。
とても朗らかかつダンディな御仁でいらっしゃいます。
秋田さんのおかげでどうにか喋ることが出来ました・・・
初めて出会ったジャズ、ということでMcCoy TynerのFly with the windを紹介させて頂き、弦楽器を使った編成に衝撃を受けたことをお話いたしましたが
その後オンエアして頂いた「かは、たれどき」こちらも弦楽器を編成に入れており
我ながら、良い流れだ・・・と思いました。
弦楽器が入ったジャズ。大好きなサウンドの一つです。
失礼があってはと、収録前から秋田さんの最新アルバムを聴き込んでおりましたが
とても素敵なナンバーにあふれておりますのでご紹介させてください。
1曲目、たくさんのおもちゃのような、無邪気な音たちが溢れる霧を掻き分けながら進んで行くと、そこからはファンキーなナンバー、スムース的な透明感あるナンバー、フュージョン、歌もの。。。と驚くべきほど多様なジャンルが続きますがどのトラックにも秋田さんのサウンド、という一本の糸が真ん中に必ず通っていて
秋田さんの音楽、が次々と色んな衣装とお化粧をして一人舞台を魅せてくれる、そんな素敵なアルバムです。
One note sambaのアレンジはもうよだれもののかっこよさで
編成はエレベ、ドラム、歌、エレピ、という至ってシンプルな編成にも関わらずリハモと軽いながらもそこかしこに出てくるコードとリズムのキメ、そこに乗っかるTOKUさんのスキャットが凄まじい奥行きを出しております。
秋田さんのピアノの音は、柔らかいのに輝きがあって
弱音ペダルを踏んでいても芯があって
ピアニストってすごいなぁと・・・
(学生時代、初めてピアノのレコーディングをしたとき自分の音のあまりのドギツさに少々ヘコんだのを思い出しました。)
秋田さんの番組に出演させて頂けて光栄でございました。
(かなり頑張って喋っていたつもりでしたが、やはり蚊の鳴くような弱々しい声でした・・・
またいつかラジオ番組に出演させて頂く機会があったら
あれこの人UFOに連れてかれてなんかどっか修理されたのかな?ってくらいハキハキと溌剌と喋ることを誓います。)
ラジオ出演いたします。
窓の結露に冬らしさを感じる日です。
今夜、ゲスト出演させて頂きましたラジオ番組が放送です。
ジャズピアニスト秋田慎治さんパーソナリティのジャズ番組。
落語心中の音楽のことから学生時代にやっていたビッグバンドのことまでお話しさせて頂きました。
生まれて初めてのラジオ出演、しかもトーク・・・
極度の緊張に蚊の鳴くような声の私に、放送作家の方がテンションを上げて!!!テンションを!!!と励まして下さり・・・
お話も取り留めない事態になっていたように思うので、不安です・・・
落語心中の劇伴、それから私がジャズにハマるきっかけとなったナンバーもかけて下さります。
お時間あればぜひ、お聴きください。
「昭和元禄落語心中-助六再び篇-」今週金曜深夜より放送開始です。
2017年になりました。
あけましておめでとうございます。
本年初めてのブログ更新となります。
今週の金曜深夜より、ついについに待望の落語心中2期が放送開始になります。。。
待ち焦がれました。
OADでは二人の主人公、与太郎と八雲の出会い、そして与太郎の成長を
昨年のテレビシリーズ1期ではそんな与太郎を導く八雲が今の芸を手にするまでの過去とは・・・?と、八雲のなんとも可愛らしい幼少期にまで遡り、
落語との出会いから彼に大きな影響を与える助六、そしてみよ吉との日々、そして別れが描かれました。
そしてこの度放送されるテレビシリーズ2期では現代に戻り、
真打ちになった与太郎、そして彼と共に歩む家族
落語を業とし、芸に関わる人たちのドラマが織り成されてゆきます。
初めてOADのために落語心中のテーマを作曲したのはもう2年半前になります。
なんと長い時間が経ってしまいましたが、これでついに終わりです。
原作の漫画は昨年夏に完結しました。
内容については今ここで触れるわけにはいけませんが・・・
最後の方のあるシーンの、あるページはあまりに号泣しすぎて捲ることができませんでした。
このページを捲ってしまったら、もう自分と落語心中の旅は最後なのだと・・・
14回目にしてようやく捲ることができました。
2期のためにこの度も34曲、音楽を書かせて頂きました。
終わりゆくもの、これから始まるもの。
死にゆくもの、生まれゆくもの。
命を繋いでいくこと。
そんなことを考えながらの約1ヶ月。
終わってから、今まで感じたことのない寂しさの波と、暖かい感謝の気持ちの波に
しばらく燃えカスとなっていました。
今回の音楽は、少し現代を意識したサウンド・・・というわけではないのですが
いままで頑にギターはアコースティックな音色を守ってきたのですが、2期でついにエレキギター解禁となりました。
初登場の楽器はもう一つ、ヴィブラフォン。
ヴィブラフォンは桃ドロップのような音色ですが、もちろん2期から登場するあの方をイメージしての楽曲にメインで使用しました。
弾けるような生命力。これから花を咲かそうとする蕾のようなあの方ですね。
もちろん、豪華なビッグバンドサウンドの楽曲もあります。
今回も、日本のジャズシーンの・・・ラスボス、のようなミュージシャンの方々に結集して頂き2日間に渡るレコーディングを行いました。
テレビシリーズのための音楽は1期同様、先にオーダーを頂いての楽曲制作なので、最終的にどのような画にどの音楽がどのタイミングで流れるのかは私も放送を見るまで分かりません。
なのでリアタイ視聴はいつも試験結果発表のような緊張もありますが
最後のシリーズ、私も一視聴者として全力で楽しみたいと思います。
初回放送は
2017年1月6日26:40~(初回は15分押し) TBS系列にて
何卒
よろしくお願い致します。